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平成30年度琉球大学保健学科同窓会Vol.2 学生間交流及び特別講演

平成30年度琉球大学保健学科同窓会2 学生間交流及び特別講演

平成29年度チェンマイ大学との学生間交流(報告)
保健学科4年次:比嘉 七々美、三好 未来、後蔵根 拓、永田 星八、末吉 明日香、田平 楓

タイのチェンマイ大学の看護学科学生との1週間の学生間交流について、以下のようなことを学習体験したことが報告された。チェンマイ大学では、琉大のシュミレーションセンターのような実習施設が学生でも自由に利用でき、英語による授業も多かったので医療技術の習得や英語力の向上に役立っていると感じた。タイではジェンダーの考え方が日本と異なり、男性も助産師になることができて産婦人科でも性感染症の治療などを受けることができる。ヘルス・ボランティアという有給の制度もあり、元来マラリアやデング熱対策として創設されたが、現在では色々な保健医療分野に及んでいる。タイではマッサージが医療として施術されており、実際に体験させてもらった。また、台湾からの学生も同じプログラムに参加しており、互いに友好を深めることができたことなどが紹介された。

 

特別講演「開業助産師を目指したこと」
仲村ナーシング院長(琉大保健学部一期) 仲村 幸子 先生

仲村先生は、看護師、保健師及び助産師の免許を取得し、次のような様々な仕事を経験してきたことが紹介された。沖縄赤十字病院、アドベンチスト・メディカルセンター、琉大附属病院を勤めた後、岐阜県に渡り、当時著名な桜井先生から助産に関する知識や技術を習得することができた。帰沖後は沖縄銀行で産業保健師として働きながら、従業員の家族の助産指導も行なった。その後、独立して読谷村で「仲村ナーシング」を開業し、ペッサリー指導、桶谷式乳房管理指導、自宅分娩介助、先天性代謝異常検査、乳房トラブル相談等を実施してきたことを当時の世相を反映させながら感慨深げに話された。また、開業しながらスイミングスクールでのマタニティーコースを22年間も受け持たれたとのことであった。現在は(社)沖縄県助産師会 母子未来センターでも活躍され、多忙な日々を過ごされているとのことであった。

 

懇親会風景